父の提案で海外に行くことを考え始めた
私は大学3回生まで、特に目標もなく、単位を取得しながらアルバイトをして遊ぶ日々を過ごしていました。しかし、3回生の夏休みに差し掛かり、卒業後の進路について悩んでいました。就職するか、大学院に進むか(旧帝大の理系学部出身のため)を考えていましたが、どちらの選択肢もピンと来ず、迷い続けていました。
そんなときに父親が「海外に行ってみたらどうだ?」と提案してくれました。父は若い頃に一人で世界一周を経験しており、それがとても楽しく、人生の中で大きな経験になったと話していました。この話を聞いたことで、海外で生活することを具体的に考え始めました。
海外に住むための選択肢
海外で生活する方法を調べるうちに、思った以上に選択肢があることに気づきました。代表的なものとして以下の方法があります。
1. 留学
海外の大学や語学学校に通いながら、その国の文化や言語を学ぶ方法です。学生ビザを取得し、一定期間現地で生活することができます。学びをメインにした生活になるため、英語力を向上させたり、専門的なスキルを身につけるには最適な手段です。ただし、学費や生活費が高額になりやすい というデメリットもあります。
2. ワーキングホリデー(ワーホリ)
ワーキングホリデービザを取得することで、一定期間(通常1~2年)海外で生活しながら働くことができる制度です。留学と異なり、働いて収入を得ながら生活できる のが大きなメリットです。詳しくは ワーキングホリデーとは?メリット・デメリットを解説 の記事を参考にしてください。
3. 就労ビザを取得する
現地の企業で仕事を見つけ、就労ビザ を取得することで、長期的に海外で生活することができます。ただし、企業のスポンサーが必要 であり、スキルや経験が求められることが多いため、ハードルが高い選択肢でもあります。
4. 移住・永住権を取得する
結婚や特定のビザプログラムを利用して、永住権(PR)を取得し、長期的に海外で生活する 方法もあります。ただし、永住権を取得するには厳しい条件 があり、時間もかかるため、すぐに実現できる選択肢ではありません。
なぜワーホリを選んだのか?
選択肢を比較していく中で、私はまず「留学」を検討しました。しかし、大学側にさまざまな書類を提出し、選考を突破する必要があること、さらに1年以上前から準備を進めなければならない ことを知り、断念しました。また、学費や生活費の負担も大きく、私にとっては現実的ではありませんでした。
そこで、より手軽に海外で生活できる方法として「ワーキングホリデー(ワーホリ)」を選びました。
- 初期費用を抑えながら渡航できる
- 現地で働きながら収入を得られる
- 学業を1年間休めるため、自分の時間を自由に使える
- すぐに渡航できるため、長い準備期間が不要
このようなメリットに惹かれ、ワーホリを選択しました。
さらに、自分でいろいろ調べていくうちに、「オーストラリアは賃金が高く、働きながらお金を稼げる上に、海外の人たちと遊び回れそう」という表面的な理由にワクワクしながら半年間準備を進め、渡豪しました。その間、ワーホリ準備完全ガイド を参考にしながら、エージェントを使わずに、自分で手続きを行い、情報収集をしながらバイトをして資金を貯めました。
まとめ
海外で生活する方法は、「留学」「ワーキングホリデー」「就労ビザ」「永住権取得」など、いくつかの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の目的や状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
私は最初のステップとしてワーキングホリデーを選びましたが、これが将来の海外移住の足がかりになるかもしれません。皆さんも、自分に合った海外生活の方法を考えてみてください!
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