オーストラリアでアルバイト・パート・フルタイム問わず仕事を始めるには、**TFN(Tax File Number/納税者番号)**の取得が必須です。
この記事では、実際にTFNを取得した体験をもとに、申請方法・必要書類・注意点をわかりやすく解説します。
また、オーストラリア政府(ATO)の公式リンクも併せて紹介し、初めての方でも安心して手続きできるようサポートします。
1. タックスファイルナンバー(TFN)とは?
TFN(Tax File Number)とは、オーストラリア国税庁(ATO)が発行する個人納税者番号です。オーストラリアで仕事をする際に必ず必要な番号で、給与・納税・年末調整(Tax Return)などに使われます。
TFNがないまま働き始めると、最高税率(約45%)で給与から税金が引かれてしまうため、早めの取得が重要です。
👉 日本でいうマイナンバーの「税務機能」に特化したようなものですが、TFNは税金の手続きにのみ使用され、顔写真付きの身分証明書などの機能はありません。あくまで税務管理用の番号です。オーストラリア国税庁(ATO)が発行する個人納税者番号です。オーストラリアで仕事をする際に必ず必要な番号で、給与・納税・年末調整(Tax Return)などに使われます。
2. TFNが必要なタイミング
TFNは、仕事を始める前までに必ず取得しておく必要があります。
雇用主からは”Do you have a TFN?”と聞かれるのが一般的。持っていないと、給与から高額の税金が引かれてしまう場合があります(No TFN tax rate)。
3. TFNの取得方法(オンライン申請)
申請はすべてATO(Australian Taxation Office)の公式サイトからオンラインで行います。とても簡単で、10分程度で完了します。
👉 ATO公式TFN情報ページ:Apply for a TFN – Individuals
必要な情報:
- パスポート情報
- ビザ情報(自動で認識されることが多い)
- 現地の住所(郵送先)
👉 現地住所が必要なので、オーストラリアの家に住み始めたらすぐに申請するのがおすすめです!
申請の手順(オンライン)
- ATOの公式サイトにアクセス
- 「Apply for a TFN」ページから申請開始
- パスポート・住所などの情報を入力
- 確認画面で内容をチェックし送信
- 1週間以内にTFNが郵送で届く(通常)
👉 公式申請ページ:ATO Apply for a TFN
4. TFNがないとどうなる?知っておきたい税金の基本(ワーホリ向け)
- ワーキングホリデーの税率:15%(年収$45,000未満)
- TFNがないと、約45%の高い税率で控除される
- 年末(6月末)にはTax Return(確定申告)を行い、払いすぎた税金が返ってくる場合も多い
👉 参考リンク:Working holiday makers – Tax information
よくある質問(Q&A)
Q. 住所が未定だけど申請できる?
A. できません。TFNは郵送されるので、必ず受け取れる住所が必要です。
Q. 紛失したらどうする?
A. ATOのサイトや電話で再発行の依頼ができます。
Q. 有効期限はある?
A. 一度発行されたTFNは一生有効です(何度も申請する必要はありません)。
5. 筆者の体験談
筆者はブリスベンでの家が決まった日にすぐにTFNを申請しました。申請はATOのサイト上で10分もかからず終了し、1週間ほどで郵送で届きました。特にトラブルもなくスムーズで、「意外と簡単だったな」という印象です。
初めての人でも安心して進められる内容だったので、不安な方もぜひチャレンジしてみてください!
6. まとめ|TFNは仕事探しの第一歩!
TFNは、オーストラリアで働くためには避けて通れない手続きです。申請自体はとても簡単で、早めに済ませておけば仕事探しにもスムーズに取り組めます。
これから仕事を探す予定の方は、家が決まり次第すぐに申請しましょう!
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