オーストラリアのワーキングホリデーで銀行口座を開設する方法
オーストラリアでワーキングホリデーをする場合、現地での給与を受け取るために銀行口座の開設が必要です。ここでは、実際の経験に基づいた銀行口座開設の手順や注意点を詳しく解説します。
なぜ銀行口座が必要なのか?
ワーキングホリデーで銀行口座を開設する理由はいくつかあります。
- 給与の受け取り: 現地で働く際、給料は通常銀行口座に振り込まれます。現金での支払いはほとんどありません。
- 支出管理: 家賃、光熱費、食費などの支払いをスムーズに行うため。
- 安全性: 現金を持ち歩くリスクを減らし、資産を保護するため。
- 手数料節約: 日本のクレジットカードを使い続けると、海外手数料がかさむため。特にATM引き出しや外貨決済の手数料が高額になることが多い。
- 友達との割り勘: レストランやカフェでの食事の支払いは、銀行送金が一般的。口座がないと現金で対応してもらう必要があり、相手に手間をかける可能性がある。
- 現金不要: オーストラリアでは現金を使う機会がほとんどなく、ほぼすべての買い物はカード決済。携帯にカードを登録しておけば財布を持ち歩く必要がなくなり便利。
主要な銀行とその特徴
ワーキングホリデーでよく選ばれる銀行は以下の2つです。
1. Commonwealth Bank (CBA)
- 支店数が多く、ATMも豊富。
- アプリの使いやすさが高評価。
- ワーキングホリデーで最も人気があり、ほとんどのワーホリ仲間が利用している。
- 20代の短期滞在者であれば口座維持費がかからないケースが多い(少なくとも筆者は一度も支払っていない)。
- わからなければとりあえずこの銀行を選べば間違いない。
2. NAB (National Australia Bank)
- 手数料が比較的安い。
- オンライン口座開設が簡単。
- ワーキングホリデーで次に人気がある選択肢。
参考リンク: Australian Banks – Commonwealth
口座開設に必要なもの
銀行口座を開設する際に必要な書類や情報は以下の通りです。
- パスポート
- マイナンバーカード
- 現地の住所
- Tax File Number (TFN)(後日提出も可能)
関連リンク: タックスファイルナンバー (TFN) の取得方法
実際に経験して感じたこと
私自身、渡豪して2日目にCommBankの支店に行き、店員さんに手伝ってもらいながら口座を開設しました。英語での手続きに少し緊張しましたが、意外とスムーズで、即日で口座が開設できました。
- 即日開設: パスポートとビザがあれば、その場で口座開設とデジタルカードの発行が可能でした。
- 物理カード: デジタルカードは即日で発行され、物理カードは約1週間後に登録した住所に郵送されました。
- 支店やATMの場所: 近いに越したことはないが、実際にはほとんど利用しない。
- アプリの使いやすさ: スマホで残高や取引履歴を確認できるか事前に確認。
- 手数料: 20代の短期滞在者なら基本的に口座維持費はかからない(少なくとも筆者は支払ったことがない)。
- 現金不要: ほぼ全ての買い物はカード決済なので、携帯に登録しておくと財布を持ち歩く必要がなくなり便利。
- 友達との支払い: 食事やレジャーでの割り勘は銀行送金が一般的なので、口座がないと不便。現金で対応することになり、相手に手間をかけることも。
関連リンク: オーストラリアでの仕事探しのコツ
ATMの使い方と注意点
オーストラリアでは、銀行間でATM手数料が異なる場合があります。また、キャッシュレス社会が進んでいるため、カードやスマホ決済が一般的です。
💡 ATM利用時の注意点
- 同じ銀行のATMを使うと手数料が無料になることが多い。
- 夜間や治安の悪い場所での利用は避ける。
- カードの紛失や盗難に備えて、カード情報は別に控えておく。
関連リンク: オーストラリアでの節約術・安いお店まとめ
まとめと次のステップ
銀行口座の開設は、ワーキングホリデーのスタートに欠かせないステップです。手続きは意外と簡単ですが、手数料やサービス内容をよく比較して、自分に合った銀行を選ぶことが大切です。口座開設が終わったら、次はTFNの取得や仕事探しに進みましょう。
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